牧馬会

「牧馬会(まきうまかい)」は平成24年度ふるさと発見創造講座の受講生が結成した会です。
周辺の市町村に比べ特に都市化の進んでいる松戸に、むかし牧場があって多数の馬(野馬)が放牧されていたことを知り、その牧はどういうもので、なんのために野馬が放牧されていたのか、そしてその野馬はどこへ消えたのか、という疑問からスタートしました。
会の仲間はただ歴史が好きな人、現地案内の得意な人、聞き取りが上手な人、交渉ことがうまい人、そして馬(競馬?)に詳しい人などなど。

2019年05月22日

大谷口歴史公園散策

北小金駅に集合して、小金城址のある大谷口歴史公園や東福寺、雷(いかつち)神社など周辺の神社やお寺を訪ねました。
小金城跡は小高い丘の上にあって(写真①)、16世紀中頃、高城胤吉(たねよし)によって造られた平城(館)です。昭和40年ごろの宅地開発で、館の遺跡そのものは一切なくなりましたが、堀(空堀)や土塁などが一部残っています。
空堀は草が生えていて、底は詳しく見えませんが(写真②)、堀の中を侵入し難いように工夫がしてあります。表示板の説明によると、「畝堀」は空堀の底に蒲鉾形の畝を造ってあり、「障子堀」は堀の底に小さい郭(障子で仕切る)を不規則に2列に並べて(写真③)、堀の中を歩きづらいようにしてあります。
秀吉の小田原征伐の時は無血開城をしましたが、その前の上杉方との戦いでは、籠城して乗り切ったそうです。この堀と土塁が籠城に大変役立ったのでしょう。
一昨年秋に本佐倉城跡を訪ねました。やはり小高い丘の中をぼやっと歩いてだけで堀や土塁について余り印象が残っていませんが、今回の散策で中世の平城に深い興味を持ちました。次に平城をみる機会があったら、石垣のない土城にどのような防御策が施してあるのか詳しく見たいと思います。
標高20m程度の台地なので、ゆっくり歩いても30分で一巡できると案内書に書いてありましが、さすが県内最大級の中世城郭と言われるだけあって、広場までの途中は結構きつかったです。「園内ではウグイスの声に耳を傾けると、日常の喧噪を忘れる」とありましたが、林のなかで本当に「ホーホケキョウ」の声を聞き、晴天の緑のなか、大変気分の良い散策となりました。(河井)